筑邦銀行が取立不能おそれ、取引先の民事再生法申請の影響。

福証上場の地方銀行「筑邦銀行」は、保有する債権について取立不能または取立遅延のおそれが生じたことを明らかにした。

これは、取引先の学習塾運営業「株式会社SCホールディングス」（福岡県福岡市）が6月28日付で福岡地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したための措置で、債権額は貸出金の6億7600万円に上る。

なお、当該債権については担保および引当金により全額保全されているため、業績に与える影響はないとされている。