三重県鈴鹿市に本拠を置く土木工事業の「株式会社新美工務店」は、7月24日付で津地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになった。
1937年創業の同社は、造成や配管埋設などの工事を手がけ、2008年7月期には約4億の年売上高を計上していた。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で受注が低迷し、2022年7月期の年売上高は約0.9億円に下落した。同月に野外焼却で産廃収集運搬業許可の取消処分を受けたことから事業継続を断念し、今回の措置に至った。
負債総額は約2億8000万円の見通しだ。
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