東京都渋谷区南平台町に本拠を置く新素材開発・製造会社「株式会社環境経営総合研究所」は、8月20日付で債権者から東京地方裁判所に会社更生法の適用を申し立てられ、同日付で保全管理命令を受けたことが明らかになった。
1999年に設立された同社は、紙パウダーと合成樹脂を混練した混成ペレットの開発・製造を主力とし、従来のプラスチックに代わる新素材として高く評価されていた。また、千葉、茨城、北海道に工場を構えるほか、大手企業との協業を通じて岡山、富山、静岡、さらにアメリカや韓国などにも拠点を展開していた。
しかし、不適切な会計処理が発覚し、資金繰りの厳しさが明らかになると、債権者による会社更生法の申し立てに至った。2023年8月期末時点で、同社の負債総額は約199億円に上る。 #会社更生 #新素材 #東京都 #渋谷区 #環境経営総合研究所
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