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マネーフォワード、子会社で債権取立不能の懸念 取引先企業の破産開始決定で

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マネーフォワード株式会社は11月19日、連結子会社であるマネーフォワードケッサイ株式会社が抱える取引先・株式会社ヒトイロの債権について、一部取立不能の懸念が生じていると発表した。ヒトイロが破産手続開始の決定を受けたため、同社に対する約1億637万円の譲受債権の取立に影響が出る可能性があるという。

18日夕刻にヒトイロから届いた破産手続開始通知を受け、同社はマネーフォワードケッサイを通じて状況を確認。対象の債権については同社の傘下である保証機関・マネーフォワードホショウ株式会社および保険会社との契約により全額保険で保全されているものの、全額保全されるとしてもグループ全体で1割の負担、すなわち約1,063万円が必要となる見込みだ。

項目内容
事案発生日2024年11月18日(破産手続開始通知を受領)
債権取立不能の懸念株式会社ヒトイロの破産手続開始に伴う取立不能および取立遅延の可能性
対象子会社マネーフォワードケッサイ株式会社
対象取引先株式会社ヒトイロ(東京都中央区日本橋)
債権額106,375,000円
負担額約1,063万円(債権額の1割、貸倒引当金として計上予定)
保証保全マネーフォワードホショウ株式会社および保険会社の契約により全額保険で保全
業績予想2024年11月期通期の業績予想に変更はなし
備考今回の負担額は貸倒引当金として計上され、業績への影響を最小限に留める見通し

マネーフォワードケッサイは、企業間決済やスタートアップ向け資金調達支援、売掛金の早期資金化サービスを主力とする。子会社が提供する保険機能を通じて顧客の債権を保護する体制を敷いているが、今回のヒトイロの破産で発生する負担額は貸倒引当金として2024年11月期に計上される見込みだ。

なお、同社は今回の影響を受けても通期の業績予想には変更がないとしている。 #業績 #ビジネス

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