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ユナイテッド、dely株全売却へ 上場承認でキャピタルゲイン確保見込む

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ユナイテッド株式会社(東証グロース:2497)は21日、営業投資有価証券の売却による売上および利益の計上を発表した。同社が出資するdely株式会社(東京都港区、堀江裕介代表取締役)が東京証券取引所の上場承認を受け、12月19日にグロース市場への上場を予定していることを受けた措置である。ユナイテッドは、保有するdelyの普通株式127万7000株をすべて売却し、キャピタルゲインを獲得する見通しだ。

売却価格は12月11日にdelyが決定する発行価格と同額となり、同日までに確定される予定。現在、ユナイテッドが保有するdelyの株式は127万7000株で、議決権保有割合は3.1%。今回の売却により、dely株式の保有比率は0%となる見通しだ。11月21日にdelyが提出した有価証券届出書によれば、仮条件は1株当たり1170円とされている。

項目内容
会社名ユナイテッド株式会社(東証グロース:2497)
売却対象株式dely株式会社の普通株式
売却株式数1,277,000株
売却価格2024年12月11日にdely株式会社が発行価格を決定予定
仮条件1株あたり1,170円(dely株式会社が2024年11月21日に提出した有価証券届出書による)
売却後の保有比率0%
上場日2024年12月19日(東京証券取引所グロース市場)
売却目的キャピタルゲインの確保および経営資源配分の柔軟性向上
業績予想修正2025年3月期通期連結業績予想の上方修正
今後の対応売出価格確定後に、連結業績への影響額を改めて報告予定
問い合わせ先ユナイテッド株式会社 IR担当
連絡先電話:03-6821-0008、メール:ir@united.jp
活用予定資金経営資源の配分および成長分野への投資

今回の株式売却に伴い、ユナイテッドは2025年3月期の通期連結業績予想の上方修正を発表している。詳細は同日に公表された「2025年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」にて確認できるとしている。なお、売出価格の確定後には、連結業績への具体的な影響額も改めて報告する見込みだ。

ユナイテッドは、得られる資金を経営資源の配分に活用し、成長分野への投資に充てる構えを見せている。経営の柔軟性を高めるための今回の決定が、同社の収益基盤強化にどのような影響をもたらすか、今後の展開に注目が集まる。 #業績 #ビジネス

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