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株式会社すららネット、通期業績予想を下方修正 売上高は微減も利益面で上回る見通し

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株式会社すららネット(東証グロース:3998)は11月21日、同日開催の取締役会において2024年12月期の通期連結業績予想を修正することを決定し、発表した。修正の背景には、受託開発事業の案件延期による売上高の減少と、eラーニング事業における人件費やコスト削減の影響があるとされる。

今回の修正によれば、売上高は前回予想の1,954百万円から1,944百万円と微減する見通し。一方で、営業利益は160百万円から186百万円、経常利益は167百万円から192百万円にそれぞれ増加が予想されており、採用計画の見直しによる人件費削減や、事業コストの見直しが利益改善を後押ししている。

株式会社すららネット 2024年12月期 通期連結業績予想 修正表

項目前回発表予想今回修正予想増減額増減率 (%)前期通期実績
売上高1,954百万円1,944百万円△9百万円△0.52,145百万円
営業利益160百万円186百万円26百万円16.5387百万円
経常利益167百万円192百万円24百万円14.6392百万円
親会社株主に帰属する当期純利益88百万円37百万円△51百万円△57.9304百万円
1株当たり当期純利益13.60円5.72円46.30円

修正の理由
受託開発事業の案件が来期に延期されたことにより売上高は減少。一方で、eラーニング事業における人件費削減やコスト見直しが功を奏し、営業利益・経常利益は上方修正となった。また、特別損失の見通し数値を精査した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は下方修正される見込み。

一方、親会社株主に帰属する当期純利益については、特別損失の見込み精査を行った結果、88百万円から37百万円に減少する見通しとなった。これに伴い、一株当たり当期純利益も13.60円から5.72円と大きく下方修正された。これは特別損失の見込み数値が当初予測より下回ることが要因とされる。

なお、2024年12月期の予想は、現在までに得られた情報に基づくものであり、今後の環境や事業の状況によって実際の業績と異なる可能性があると注意が添えられている。 #業績 #ビジネス

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