Appleは27日、新たな「Black Unity」コレクションを発表し、黒人歴史月間を称える意向を明らかにした。このコレクションは、音楽や文化、コミュニティのリズムから着想を得たもので、特別仕様のApple Watch用バンド「Black Unityスポーツループ」、それに対応する文字盤、iPhone・iPad向けの壁紙が含まれる。
■ 文化・創造性への支援も
同社は今回の発表に伴い、黒人文化やコミュニティの創造性を支援する国際的な組織への助成を行う。対象となるのは、ニューオーリンズの「Ellis Marsalis Center for Music」、ロンドンの「Battersea Arts Centre」、ロサンゼルスの「Music Forward Foundation」、シドニーの「Art Gallery of New South Wales」、テネシー州ナッシュビルの「The National Museum of African American Music」の五つの団体だ。
Appleはこれらの支援について、「世界中のコミュニティにおける経済的、教育的、創造的な機会の促進という長年の取り組みの一環」として位置付けている。
■ 汎アフリカ旗の色を取り入れたデザイン

「Black Unity」コレクションは、Appleの黒人クリエイティブチームとその協力者による共同制作で、汎アフリカ旗の象徴的なカラー(ブラック、グリーン、レッド)を大胆に取り入れたデザインとなっている。
特に注目されるのが、スポーツループの特殊な織り方によるレンチキュラー効果だ。バンドを身に着けた状態で手首を動かすと、グリーンとレッドが切り替わる仕掛けが施されており、その変化の途中ではイエローの色彩が浮かび上がる。

対応する「ユニティリズム」文字盤も、レッド、グリーン、イエローの糸が撚り合わされ、時を刻むたびに糸が融合し、数字が浮かび上がる仕様となっている。さらに、Apple Watchのジャイロスコープ機能を活用し、手首を傾ける動作と連動して視覚的な変化を生み出す工夫が施されている。
加えて、この文字盤では1時間ごとおよび30分ごとに独特なリズムのチャイムが鳴り、時間を知らせるという。
■ iPhone・iPad向け壁紙も
Appleはまた、iPhoneおよびiPad向けに「ユニティリズム」壁紙を提供する。壁紙には、カスタムデザインの「Unity」の文字が配置されており、デバイスのロック・解除時に文字の向きが変わるという演出が加えられている。
■ 販売・対応機種
「Black Unityスポーツループ」は本日からAppleのオンラインストアで注文受付を開始し、直営店では今週から販売開始となる。価格は税込6,800円。バンドのサイズは42mmと46mmの2種類で、Apple Watch Series 4以降、Apple Watch SE、Apple Watch UltraおよびUltra 2(46mmバンドのみ)に対応する。
「ユニティリズム」文字盤および壁紙は、近日公開予定のソフトウェアアップデートを通じて提供される。文字盤はApple Watch Series 6以降、iPhone Xs以降が対象。壁紙はiPhone Xs以降、M4チップ搭載のiPad Pro、iPad Air(M2)を含む、最新世代のiPadシリーズが対応する。
Appleは「Black Unity」コレクションについて、「単なる製品の枠を超え、コミュニティや文化への敬意を表するもの」と説明。黒人歴史月間に合わせた発表で、企業としての姿勢を改めて示した形となった。 #Apple #ビジネス
コメント