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【4271.2%】バンダイナムコHD、第3四半期決算で過去最高益 デジタル事業が業績を牽引

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株式会社バンダイナムコホールディングス(7832)が発表した2025年3月期第3四半期(2024年4月~12月)の連結決算によると、売上高は9556億円(前年同期比23.8%増)、営業利益は1792億円(同129.0%増)、経常利益は1854億円(同106.9%増)、純利益は1286億円(同113.1%増)と、いずれも過去最高を更新した。

■デジタル事業が爆発的成長

特にデジタル事業が好調で、売上高は3570億円(同35.7%増)、セグメント利益は705億円(同4271.2%増)と驚異的な伸びを記録した。ネットワークコンテンツでは、「DRAGON BALL」シリーズや「ONE PIECE」などの主力タイトルが国内外で堅調に推移し、新作アプリ「学園アイドルマスター」も好発進した。

また、家庭用ゲームでは「ELDEN RING」の追加コンテンツ「SHADOW OF THE ERDTREE」や新作「ドラゴンボール Sparking! ZERO」がワールドワイドでヒット。「ELDEN RING」のリピート販売も好調で、売上・利益ともに急拡大した。

■トイホビー事業も堅調 IP人気拡大が追い風

トイホビー事業も、日本発のIP(知的財産)の人気拡大を背景に堅調に推移。売上高は4641億円(同19.0%増)、セグメント利益は976億円(同40.0%増)となった。「ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュアなどのハイターゲット商品、「ONE PIECE」「DRAGON BALL」のトレーディングカード、カプセルトイ、食品・菓子類がグローバル市場で好調に販売された。

■映画・アミューズメント事業も活況

IPプロデュース事業では、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」がシリーズ最高の興行収入を記録し、「ブルーロック」の新作映画もヒット。IPの映像配信やライセンスビジネスが拡大し、売上高は609億円(同9.7%増)、セグメント利益は94億円(同38.6%増)となった。

アミューズメント事業では、国内アミューズメント施設の売上が前年同期比106.9%増と堅調に推移。業務用ゲーム機の販売も安定し、売上高は1047億円(同18.6%増)、セグメント利益は81億円(同7.7%増)となった。

■財務基盤も盤石 自己資本比率73.2%

財務面でも堅調で、総資産は1兆1275億円(前期末比15.5%増)、純資産は8253億円(同17.9%増)と増加。自己資本比率は73.2%(前期末72.0%)と盤石の体制を維持している。

■通期業績予想を上方修正 純利益1280億円見込む

足元の好調な業績を踏まえ、通期業績予想を上方修正。売上高は1兆2300億円(前回予想比7.0%増)、営業利益は1800億円(同12.5%増)、純利益は1280億円(同16.4%増)に引き上げた。1株当たり配当も71円(前回予想は60円)と増額する。

■自己株式取得を発表 800万株、350億円規模

バンダイナムコHDは、資本効率の向上と財務基盤の強化を目的に、自己株式800万株(総額350億円)を取得することを決定した。取得期間は2025年2月6日~5月31日で、東京証券取引所の市場買付により取得する。

■4月から新中期計画始動 IP軸戦略を加速

同社は2025年4月から新たな中期計画をスタートさせる。これまでの「Fun for All into the Future」を基軸に、世界中のIPファンやパートナーとの連携を強化し、「Connect with Fans」のビジョンを実現する考えだ。

デジタル事業のさらなる拡大、IPのグローバル展開強化、リアルエンタメ市場の開拓など、持続的成長に向けた戦略を推進し、企業価値の向上を目指すとしている。 #業績 #ビジネス

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