株式会社ベネフィット・ジャパン(東証スタンダード・3934)は21日、2025年3月期の期末配当を前回予想の1株当たり28円から37円に引き上げると発表した。これにより、年間配当金も37円となり、前期(2024年3月期)の20円から大幅な増配となる。
配当性向30%へ引き上げ、株主還元を強化
同社は株主還元を経営の重要課題と位置付け、利益成長を通じた安定的かつ持続的な増配を目指している。2026年3月期までに配当性向を30%に引き上げる方針を掲げており、今回の増配はその方針に沿った対応とされる。
2025年3月期の配当については、5月10日に発表した当初予想では1株当たり28円としていたが、業績の進展を踏まえ、9円の増額を決定。配当性向も30%に引き上げることで、資本コストや株価を意識した経営を推進するとしている。
大幅増配で過去最高水準に
これまでの同社の配当実績を見ると、2020年3月期から2023年3月期までは1桁台の水準が続いていたが、2024年3月期には20円と大幅に増配。今回の37円は、これをさらに上回る水準となる。
配当性向も2020年3月期の6.3%から、2024年3月期には15.3%へと拡大。そして2025年3月期は30.0%となる見通しで、株主への利益還元姿勢を一段と強めている。 #配当 #ビジネス #業績
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