「国産牛カレー肉」と記されたパックに「北朝鮮産」との表示——。常識では考えにくい商品ラベルの写真が、2025年3月25日にX(旧Twitter)上に投稿され、インターネット上で大きな波紋を呼んでいる。
問題の画像には、価格や加工業者名とともに「国産」との表示と並んで「北朝鮮産」と記載されており、ネット上では「消費者を馬鹿にしているのか」「誤表示では済まされない」といった批判が殺到。一方で、「もしフェイク画像であれば、名誉毀損で訴えられるのでは」と懸念する声も広がり、投稿は瞬く間に拡散された。記事執筆時点で、投稿表示回数は60万回を超えている。
編集部では、画像に記載されていた個体識別番号をもとに出自を確認。農林水産省の公式データベースから、この牛は北海道産の国産牛であることが判明した。
また、商品ラベルに記載されていた加工業者「株式会社マルゼンフーズ」(宮崎県都城市)の従業員にもSNS上で接触し、取材を申し込んだところ、「まったく(投稿のことは)知らなかった」と驚いた様子で話し、「絶対にありえない」と語った。
一方、編集部は26日、マルゼンフーズ本社にも電話で正式な取材を申し込んだが、取材には応じなかった。
今回の表示が加工ミスによるものか、それとも第三者による画像の改変かは不明だが、SNSを介して急速に広がった情報により、消費者の不安が増幅されるかたちとなった。ネット時代における情報の真偽とその影響の大きさが、改めて問われている。 #ニュース #ビジネス #事業
コメント