「家計はミルフィーユ、税と物価に折れた夢」――裕福に見えて、実はギリギリ。全国18人の“ゆとりなき余裕層”が明かす苦悩と怒り


外食、旅行、教育費…「無理はしてないけど、余裕もない」

東京都文京区の大学3年生、村井(むらい・仮名)さん(21)は、静かにこう漏らす。

「昔は毎年家族旅行に行ってたけど、コロナ明けてから再開しようってなったとき、両親が“円安だしね…”って言い出して、国内ですら遠慮してる感じになってる」

村井さんの家は医師と司法書士の家庭。いわゆる“エリート層”だ。だがそれでも、物価高により「実感できるほどの余裕」は減っているという。

福岡県古賀市の高校生、江藤(えとう・仮名)さん(17)は、「外食は月に5回までって決まった」と話す。

「昔は土曜の夜は必ずどこか食べに行ってたけど、最近は“冷蔵庫にあるものでやりくりしよう”って言われることが増えた。高校生としては悲しいよね、ちょっと」

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