高速道路大手のネクスコ中日本は6日午前、同社が管轄する東名高速や中央道、新東名などの複数の料金所で、ETC設備に障害が発生し、ETCでの通行ができなくなっていると発表した。障害発生は同日未明から起きており、現時点で復旧の目処は立っていないという。一般レーンやサポートレーンでの通行は可能だが、スマートインターチェンジ(SIC)を含む広範囲での通行制限により、ドライバーには大きな影響が出ている。
ネクスコ中日本によると、障害が確認されたのは午前0時30分ごろからで、対象となった道路は以下のとおり。
E1東名高速道路の富士IC、清水IC、豊川IC、岡崎IC、豊田IC、春日井IC、名古屋IC、E1A新東名高速道路の新富士IC、新静岡IC、浜松いなさJCTなど、E20中央自動車道の高井戸IC、調布IC、大月IC、長坂IC、小淵沢ICなど、E19中央道の土岐IC、E68中部横断道の河口湖ICなど、計30カ所以上のインターチェンジでETCシステムの停止が確認されている。

画像 : 高速道路を走るトラックの写真
さらに、C3東海環状道、E1A伊勢湾岸道、E23名阪国道、E42紀勢道などにも影響が拡大しており、愛知・静岡・岐阜・長野・山梨など広範囲にわたる。
加えて、スマートインターチェンジの一時閉鎖も相次いでおり、足柄、駒門、愛鷹、富士川などのSIC(スマートIC)では、ETC専用という特性上、通行そのものができない状態になっている。閉鎖は午前1時過ぎの鈴鹿SICを皮切りに、4時台には複数個所で相次ぎ、午前10時時点で少なくとも13カ所が閉鎖中だ。
ネクスコ中日本は「一般レーンやサポートレーンは利用可能であるが、ご利用のお客様には近隣のICをご利用いただくようお願いしたい」としており、復旧作業を急いでいる。原因は現在調査中で、ハードウェアの一斉障害の可能性も含めて慎重に確認を進めているという。
交通インフラの要を担うETCシステムの大規模障害は近年稀で、復旧が長引けば物流や観光への影響も懸念される。ドライバーへの影響を最小限に抑えるため、ネクスコ中日本はウェブサイトやX(旧Twitter)などを通じて最新情報を発信している。 #事業 #ビジネス #ニュース
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