森六、特別損失を追加計上 メキシコ子会社の整理損で最終赤字83億円に拡大へ

自動車部品などを手がける森六株式会社(東証プライム・4249)は9日、2025年3月期の連結業績予想を下方修正し、親会社株主に帰属する当期純損益を従来の46億円の赤字から83億円の赤字へ引き下げると発表した。メキシコの連結子会社「Moriroku Technology De Mexico S.A. DE C.V.(MTDM)」の株式譲渡に関連する整理損失を追加計上するためで、これに伴い特別損失が大幅に拡大する。

森六は今年3月、MTDMの株式譲渡に伴い17億800万円の関係会社整理損失引当金を特別損失として計上する方針を明らかにしていたが、決算手続きの過程でさらに損失の追加が必要と判断。最終的に、計66億2600万円の引当金を特別損失として計上することとなった。

この影響により、2025年3月期の当期純利益は従来見通しより37億円減少し、83億円の赤字に拡大する。これにより、1株当たり当期純損失も前回予想の313円38銭から565円44銭へと大きく悪化する見通しとなった。

なお、売上高および営業利益、経常利益については修正はなく、それぞれ1兆5,000億円、34億円、20億円を見込んでいる。主力の自動車関連事業の収益には一定の安定性が見られる一方で、海外拠点における事業整理や構造改革の影響が利益面を圧迫する形となった。

同社は2024年3月期において、売上高1兆4,563億円、営業利益57億円、経常利益61億円、純利益30億円を確保していたが、今期は一転して最終赤字に沈むこととなる。 #事業 #ビジネス #ニュース

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