山形県小国町に本拠を置くショッピングセンター管理運営の「協同組合小国ショッピングセンター」が、4月25日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが関係者への取材で分かった。
同組合は1993年に設立され、1997年に開業した地元商業施設「ショッピングセンターアスモ」(小国町)の一部を所有。店舗への賃貸業務や施設の管理運営業務を担ってきた。だが、長引く景気低迷に加え、地域の人口減少に歯止めがかからず、テナントの撤退が相次ぎ、慢性的な赤字経営に陥った。
さらに、組合員の減少も重なり、施設内の空き店舗は増加。収益悪化に歯止めがかからない状況となり、資金繰りも限界に達したため、事業継続を断念する判断に至ったとみられる。
負債総額は約5億円に上る見通し。なお、施設内にあるスーパーマーケットなど一部店舗は営業を継続しているという。 #山形県 #小国町 #倒産
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