エンシュウ、22億円の最終赤字に下方修正 減損損失13億円を特損計上

工作機械メーカーのエンシュウ株式会社(本社・静岡県浜松市、東証スタンダード上場)は8日、2025年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が従来の7億円の赤字から22億5千万円の赤字に拡大する見通しを明らかにした。主力の工作機械関連事業において、長期化する収益の低迷に対応するため、構造改革を進める中で13億2千5百万円の減損損失を特別損失として計上する。

同社では近年、国内外の需要減少や競争激化の影響を受け、工作機械分野の業績が振るわない状況が続いていた。これに伴い、すでに人員の適正化や固定費の削減などを進めてきたが、さらなる収益改善を目指し、保有する固定資産の価値を見直した結果、減損処理に踏み切ることとなった。

2025年3月期の連結売上高予想は前回発表時から変更なく219億円としたものの、構造改革に伴う費用計上を反映し、営業損益は3億5千万円悪化して7億円の赤字、経常損益は9億5千万円の赤字となる見通し。最終損益は前回予想より15億5千万円悪化し、赤字幅が拡大する。

前期(2024年3月期)の実績は、売上高240億9千1百万円、営業利益5億4千万円、経常利益3億8千6百万円、最終利益2億2千1百万円だった。

同社は、「本社および海外拠点での資産圧縮を通じて、収益構造の立て直しを図る。来期の黒字回復を視野に、引き続き経営改革を断行していく」としている。 #事業 #ビジネス #ニュース

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