コンテンツ事業撤退の余波、設立わずか1年で子会社を解散 ミンカブが「コンテンツモンスター(日本)」清算へ

金融・経済情報メディアを展開する東証グロース上場の株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(本社:東京都千代田区、証券コード4436)は、2025年5月2日付で開催した取締役会において、100%子会社である株式会社コンテンツモンスター(所在地:東京都港区)の解散を決議したと発表した。解散日は2025年6月30日付、同年9月頃を目処に清算を完了する予定だという。

コンテンツモンスターは、2024年4月に設立されたばかりの新会社で、「推しパス」などの会員向けコンテンツサービスや、各種デジタルコンテンツの制作・流通を手がけていた。だが、設立から1年も経たない短期間での撤退決定は、同社が直面していた事業環境の厳しさを物語る。

同社は、2025年2月14日に開示された「連結業績予想の修正及び中期経営計画の取り下げ」において、コンテンツ事業に起因する多額の損失計上を明らかにしており、それに伴い事業撤退を余儀なくされた形だ。これを受け、子会社であるコンテンツモンスターについても、その存在意義を喪失したとして、解散を決定した。

コンテンツモンスターの資本金は1,000万円で、全株式を親会社であるミンカブが保有しており、資本・人的関係ともに密接な子会社であった。代表取締役を兼務していたのは、ミンカブの執行役員 経営企画部長である前田陽介氏。業務面では、事務所スペースの転貸や業務管理ツールの供与など、親子間での取引も存在していた。

なお、コンテンツモンスターは2024年4月の設立であるため、直近3年間の経営成績・財務状態の開示対象には該当しないとされる。

今後のスケジュールとしては、5月2日に同社の臨時株主総会を開催し、同日付で解散を正式決議。6月30日に解散登記を行い、9月を目処に清算手続きを完了する見通し。

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