退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロス(東京都品川区)は11日、同サービスの公式X(旧Twitter)アカウント上において、かつて対応歴のある企業から再び依頼を受けた旨を公表した。同社によれば、当該企業は全国に90店舗以上を展開するアパレル業者であり、過去に退職処理を巡って極めて深刻な対応困難事例となったと説明している。
「モームリ史上一番大変だった会社」との表現が用いられた今回の投稿では、当該企業の代表者が、前回同様にアルバイト従業員の退職に関して直接連絡を行ってきたことを報告。加えて、「従業員の名前すら把握していない」との指摘や、過去にはわずか2日間で40回以上の電話が執拗にかけられた事実が明かされた。
今回もまた、同様の手法で複数の同社電話番号に対して連続して着信があり、「退職は俺が認めないと成立しない」「何歳なのか」「バイトごときが電話してくるな」などといった、個人情報の詮索や暴言、退職代行サービス自体に対する中傷的発言が確認されたという。
退職の意思表示については法的に書面で成立するが、同社社長の言動はそれを無視するかのような対応であり、2年の月日を経ても変化が見られない状況だという。
株式会社アルバトロスは、2022年2月設立。退職支援事業や転職支援サービスを主力とし、ネット事業やコインランドリー運営も展開している。退職代行サービス「モームリ」は、顧問弁護士としてオーシャン綜合法律事務所、弁護士法人みやび、弁護士法人mamoriの各弁護士が名を連ねるほか、TKプラス税理士法人が会計を担当するなど、法令順守体制を整えて事業を推進している。
本件に関して、編集部では株式会社アルバトロスへの取材を申し込むとともに、当該企業の実名および実態に関する調査を外部調査会社に委託。また、社内部門でも並行して該当企業に関する情報収集を進めており、企業としての実態把握を図っている。
今後、事実関係が明らかになり次第、続報を伝える予定だ。
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