夢みつけ隊、最終益は予想の1.8倍に 通販減速も投資利益が押し上げ

東証スタンダード上場の夢みつけ隊株式会社(コード:2673)は20日、2025年3月期(令和7年3月期)の通期連結業績について、従来予想を大幅に上回る最終利益を確保したと発表した。売上高こそ伸び悩んだものの、持分法適用会社の利益寄与が想定を超え、経常利益および純利益がいずれも計画を大きく上回った。

発表によると、売上高は25億1,000万円と、前回予想(33億9,000万円)を約26%下回る結果となった。背景には、同社の主力である通販小売事業におけるカタログ発行回数の減少があり、販売機会そのものが縮小したとみられる。

一方、経常利益は9,100万円と、従来予想の5,300万円を大きく上回り、前年比では約73%の伸長。最終利益も9,000万円に達し、予想値(5,000万円)を4,000万円上回った。1株当たり純利益は8円94銭となり、前回予想の4円94銭から大幅に改善している。

この利益押し上げに寄与したのが、持分法適用会社である技研ホールディングス株式会社からの投資利益。同社は、技研ホールディングスの決算報告に基づき、1億969万9千円の投資利益を営業外収益として計上した。これが財務面を大きく下支えした格好だ。

なお、営業損益はマイナス1,300万円と赤字計上となったものの、事前予想(マイナス1,100万円)との差は軽微。収益構造には一定の底堅さも見られる。

昨年度(令和6年3月期)実績と比較すると、売上高は前期の54億1,000万円から大幅に減少し、2期連続の減収となったが、利益面では意外な健闘を見せた決算となった。


■ 通期連結業績の予想と実績の比較

項目前回予想(A)今回実績(B)増減額(B-A)増減率(%)
売上高(百万円)339251△87△25.9
営業利益(百万円)△11△13△2
経常利益(百万円)5391+38+73.2
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)5090+40+81.0
1株当たり当期純利益(円)4.948.94+4.00+81.0

(参考:前期実績/売上高541百万円、営業利益63百万円、経常利益158百万円、純利益140百万円、EPS13.87円)

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