埼玉県北本市を拠点に住宅リフォーム業を営んでいた株式会社イメージメーク・ハウスは、2024年5月9日付でさいたま地方裁判所より破産手続開始決定を受けていたことが明らかとなった。関係者によると、負債総額は約4億2000万円にのぼる見通し。

同社は1999年創業の前身企業から事業を承継し、戸建住宅を中心に屋根・外壁塗装、内外装、キッチン・浴室・トイレなどの水回りリフォームを手がけてきた。これまでに累計1万2500軒以上の施工実績を有し、北関東・首都圏エリアを中心に事業を拡大していた。
しかし、近年は急速な事業拡張に伴う資金需要の増大に加え、建築資材価格の高騰や人件費の上昇が収益を圧迫。採算の悪化を受けて資金繰りがひっ迫し、取引先への支払遅延も表面化していた。信用不安が広がる中で、事業継続は困難と判断され、今回の法的手続きに踏み切ったとみられる。
業界関係者からは「1万件超の施工実績を誇った企業の破綻は、リフォーム市場でも決して他人事ではない」との声も上がっており、物価高と人手不足のダブルパンチに直面する建築・改修業界の構造的課題が改めて浮き彫りとなった。
小雨

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