おたくま経済新聞、文化放送の盗用疑惑を告発 ラジオ業界のコンプラ不備を糾弾

シー・エス・ティー・エンターテインメント株式会社(千葉県柏市)が運営する経済メディア「おたくま経済新聞」は7日、X(旧Twitter)上で、株式会社文化放送(東京都港区)が同社の配信記事を無断使用しているとの告発を行った。問題となったのは、文化放送が運営するラジオ番組「文化放送 おはよう寺ちゃん」で、同社が著作権を保有する「長崎のFM局、特定リスナーからの“カスハラ”に声明 SNSで繰り返し中傷被害」という記事の内容が、許諾なしに番組内で使用されたとされる。

おたくま経済新聞の公式Xアカウントは同日、文化放送の「おはよう寺ちゃん」の公式アカウントに対して「ニュース原稿ぐらい、一から自前で用意しましょうよ。『コンテンツの複製、又は第三者への共有もお断りしています』って書いてますが、天下の文化放送なにやってるんですか。」と投稿。さらに同投稿を引用し、「ラジオに原稿を無断で使われたのは、今回が初めてじゃないんですよね。耳に入ってきただけで過去に10件ほどあり、局も番組もバラバラ。もちろん、連絡くださる番組もありますが、ごく少数です。そして被害にあっているのは弊社の記事だけではありません。ラジオ業界、このままで大丈夫ですか?」と追及の姿勢を強めた。

8日午後7時頃には「ここまで反応無いのすごいな、とただただ思います。明日の朝、普通に『おはようございます』からスタートできるんでしょうか?念の為に、この時間まで待機しておりましたがなんも無いので、そろそろ失礼します。コンプラ仕事してます?文化放送さん。」と再び投稿し、文化放送側の沈黙を痛烈に批判した。

本件について、「おたくま経済新聞」を運営するシー・エス・ティー・エンターテインメント株式会社は編集部の取材に、次のように回答している。

「(Q.文化放送による権利侵害について、どのような対応を取られるご予定か。)今後の話し合い次第で決定する予定。」「(Q.今回の盗用でどの程度の損害が出たか)生じた損害については、即座に試算するのは難しく、また損害額については今後も公表を差し控える方針。」「法的対応については、状況によっては検討する可能性がある。なお、すでに文化放送には申し入れを行っている。」

編集部は引き続き文化放送側の見解についても取材を行っており、回答があり次第、続報をお伝えする。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ