株式会社大和コンピューター(東証スタンダード・コード番号3816、代表取締役社長:中村憲司)は6月6日、2025年7月期第3四半期(2024年8月1日~2025年4月30日)の連結決算を発表した。売上高は23億9600万円(前年同期比2.5%減)と減収を記録したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億9900万円(前年同期比11.4%増)となり、堅調な収益基盤を裏付ける結果となった。
営業利益は4億4200万円(前年同期比2.9%減)、経常利益は4億4700万円(同9.9%減)と小幅な減益となったが、四半期純利益が増加したことで、企業の利益体質の安定ぶりが浮き彫りとなった。1株当たり四半期純利益は77円24銭と前年同期の69円31銭を上回った。
財政面では、総資産が61億7300万円(前年同期は61億2100万円)、純資産が52億9800万円(同51億100万円)と堅調に推移し、自己資本比率は85.8%と高水準を維持した。1株当たり純資産も1,367円37銭と、前年同期の1,316円16銭から上昇した。
同社の説明によると、ソフトウェア開発関連事業では、前年同期比で大型案件の上流工程比率が高まったことにより、売上高は17億8700万円(前年同期比5.0%減)となったが、外注費の減少で営業利益は3億5400万円(前年同期比1.3%増)となった。一方、サービスインテグレーション事業は新規契約の伸び悩みから、売上高4億2600万円(前年同期比6.9%減)、営業利益は9600万円(前年同期比30.2%減)と苦戦を強いられた。
同社は「引き続き生産性の向上やAI活用の取組みを推進し、収益力の強化を目指す」としており、年間配当金については前期同様に期末配当19円00銭を予定。通期業績予想は、売上高31億9600万円(前年同期比2.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3億8700万円(同13.1%増)とし、期初予想を据え置いている。
(記者=荷品智樹)
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