13日午前3時30分現在、Discord、Amazon Web Services(AWS)、YouTube、Google各種サービスなど、インターネットの根幹を支える複数の主要サービスで、世界的な接続障害が発生している。公式からの声明は未だ出ていないが、SNS上では「スプラ鯖落ち(スプラトゥーンのサーバー障害)」という言葉が急上昇ワードとしてトレンド入りするなど、深夜にもかかわらず混乱が広がっている。
障害情報サイト「DownDetector」によると、今回の大規模障害はCloudflare(クラウドフレア)のインフラ障害に起因しており、その影響がAWSやその他クラウド事業者にも波及している可能性がある。Cloudflareは12日18時台(UTC)から「Access」や「WARP」「Workers AI」など複数のサービスにおいて断続的な失敗が発生していると発表しており、復旧作業を継続している。
障害が確認されている主なサービス
- Discord
- YouTube
- Google Cloud/Google Maps/Google Gemini
- Amazon Web Services(AWS)
- Microsoft Azure
- Cloudflare(WARP/Workers AI/Access等)
- Steam
- Character.AI
- Box
- ポケモンGO
- Rocket League
- スプラトゥーンシリーズ(任天堂)
複数のユーザーからは、「ログインできない」「動画が読み込まれない」「AIチャットが動作しない」「地図が真っ白」といった報告が相次いでおり、企業の業務にも影響が出ている可能性がある。
特に人気ゲームタイトルである任天堂の「スプラトゥーンシリーズ」では、「マッチングできない」「バトルが始まらない」「フレンドの部屋に入れない」などの障害が発生し、SNS上で「スプラ鯖落ち」という表現とともにプレイヤーの不満や困惑の声が次々に投稿された。