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「アンパンマン号でびわ湖150km一周」 動画投稿者「動あり」氏の挑戦に賞賛と驚愕の声 販売元のアガツマも“異例の特需”に沸く

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まさかの「アンパンマン号」が話題の中心となっている――。玩具メーカー「アガツマ」(東京都台東区浅草橋)が展開する幼児向け乗用玩具「アンパンマンカー」を用い、YouTube投稿者「動あり」氏が滋賀県の琵琶湖(通称ビワイチ)を150kmにわたって周回するという異常ともいえる過酷企画に挑戦、ネット上で大きな反響を呼んでいる。

動画のタイトルは《【150km】アンパン号でびわ湖一周してみた【ビワイチ】》(公開日:6月2日、URL:https://youtu.be/M_haCAzEXHg?si=NstF8qabOWObD4P7)

公開からわずか数日で164万回以上の再生を記録し、高評価数はすでに6万を超えている。コメント欄には「これが令和の奇跡」「他に才能があるって言われたらこれやるとは思わんやん」など、感嘆と笑いに満ちた声が溢れかえっている。

出典:https://youtu.be/M_haCAzEXHg?si=x8n3uAEJMqkcRlPD

大人が本気で“アンパンマン号”に挑む

使用されたのは株式会社アガツマが販売する「アンパンマンカー」(正式名称:アンパンマン メロディカー)。対象年齢は1.5歳から5歳とされるが、体重60kgを超える成人男性2人がこれにまたがり、炎天下の中、1日10km以上を人力で進み続けた。

動画内で「動あり」氏は、「去年は『死んだら即終了マリオ』、一昨年は『1位になるまで終われないスリザリオ』。今年は『アンパンマン号でびわ湖一周』に挑みました」と語り、企画のために約3ヶ月間、マラソンと全身トレーニングを繰り返し、体重を8kg落とし筋肉量を増加させていたことを明かしている。視聴者からは「狂気の鍛錬」「挑戦の方向を間違ってる」といった皮肉も飛び交うが、その執念には多くの賞賛が寄せられている。

地元民も“幻覚”と見間違う光景

動画のコメントには地元住民の目撃談も散見され、「あれは現実だったのか、未だに夢かと思う」「脳が処理できず視界に入った瞬間から目を逸らせなかった」と、現実感を失うほどの異様な光景に衝撃を受けた様子がつづられている。

「びわ湖沿いを走ってたら赤い乗り物に成人男性2人が…よく見たらアンパンマンだった」と語る目撃者もおり、滋賀県内では一時“謎の目撃情報”としてSNSを騒がせた。

販売元アガツマ、異例の“バズ売れ”に歓喜

この突飛な動画の影響で、販売元の株式会社アガツマ(代表取締役社長:戸所正信氏)では、アンパンマンカーの売上が急増。同社が運営するAmazon販売ページでは「過去1か月で700点以上が購入された」と記載されており、動画公開以降話題となっている。

株式会社アガツマは昭和12年創業、昭和37年設立の老舗玩具メーカーで、乗用玩具や知育玩具を中心に展開。関連会社には株式会社ピノチオやビッグベン、AGATSUMA INTERNATIONAL LTD.などを抱える。アンパンマンシリーズは同社の中核商品であり、特に今回の「アンパンマンカー」は2018年の販売開始以来、累計で1万台以上を販売している人気モデルだ。

動あり氏、道交法遵守を呼びかける

「動あり」氏は、自身のX(旧Twitter)アカウントでも「この1週間でアンパンマン号の売上が大幅に上がっております」と報告。その上で「アンパンマン号でビワイチする際は、他の道路利用者の迷惑にならないよう道交法に則って運転するようにお願いします」と冷静に呼びかけた。

コメント欄では「普通に感動したけど、それ以上にアンパンマン号の耐久力にビビった」「あれを見たら人として何かを取り戻した気がする」など、笑いを超えた“社会現象”としても注目を集めている。

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