第1子を妊娠中のタレントであり、YouTubeなどで積極的に活動する中川翔子さん（39）が、任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」の購入をめぐってネット上で思わぬ“炎上”に巻き込まれている。
発端は6月8日、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画だった。動画では「Nintendo Switch 2」の開封シーンや、人気ソフト『マリオカートワールド』をプレイする様子が映し出されていたが、問題視されたのはその梱包方法だった。視聴者の一部が「梱包材にメルカリのレシートが混入していた」と指摘し、「転売ヤー（再販業者）から購入したのではないか」と憶測が拡散された。
これを受けて中川さんは15日、自身の公式X（旧Twitter）で次のように反論した。
「憶測で断定されたりいろいろ言われて悲しいから触れたくなかったんですが、Switch2絶対にフリマサイト、転売ヤーから買ってません。完全に間違った情報でここまで色々言われて悲しいです」
Xには約2,020万件もの閲覧が集まり、リプライ欄も「信じてます」「誤解を晴らして頑張って」といった応援コメントの一方、「じゃああのレシートは何？」「説明不足すぎる」といった厳しい声も相次いだ。
また、Xユーザー「塗装カレソの悲報（@aigare01）」が投稿した画像付きの投稿では、「日頃から転売を批判していたのにメルカリ購入がバレた」とし、梱包材の中にメルカリのレシートが映り込んでいた動画の切り抜きを引用しながら“転売屋からの購入”を断定。これが火に油を注ぐ形となった。
報道各社も続々と報道。ポータルサイトでは「開封時の様子が転売購入の証拠では」とする一部ユーザーの声を紹介する一方、中川さんの「私は絶対に転売からは買っていない」という主張も併記。ネット上では“証拠動画派”と“本人を信じる派”に分かれ、議論が過熱している。
芸能界では近年、転売対策の強化を訴える声が高まっており、とりわけファンや影響力のある著名人による「正規購入」が強く求められている。中川さん自身も過去に「転売からは絶対に買わない」と公言していただけに、今回の一件はその信頼性を揺るがしかねない事態となった。
