東京都東村山市栄町に本社を置くバイク販売業の老舗、株式会社ベーリン(法人番号:4012701001817、資本金1000万円)は、7月28日までに事業を停止し、事後処理を久吉一生弁護士(久吉法律事務所、東京都中央区新富2-4-6 アーベイン三井4F)に一任していたことが22日までに分かった。
関係者によると、負債総額は約5900万円にのぼる見通し。弊紙が取材を委託した信用調査会社の開示記録で明らかになった。
同社は1961年(昭和36年)創業、1968年(昭和43年)に法人化。原動機付自転車を含む二輪自動車の小売および整備を柱に、地域密着型の営業スタイルで事業を拡大。最盛期には都内でも中堅クラスの販売業者として一定の評価を得ていた。従業員数は8名。直近2期(令和5年・6年12月期)においても売上高は2億8000万円を維持していた。
コメント