電子機器商社のたけびし(東証プライム・7510)は29日、2026年3月期第2四半期(2025年4~9月)の連結業績予想を上方修正した。医療ビジネスの拡大や、半導体・デバイス分野でのODM(相手先ブランドによる設計・製造)需要の増加が寄与した。これに伴い、株主還元の一環として中間配当予想も引き上げる。
発表によると、売上高は前回予想から29%増の505億円(従来491億円)、営業利益は16億円(同15億円)、経常利益は17億5000万円(同16億1000万円)、純利益は11億円(同10億円)といずれも改善する見通し。特に経常利益は前回予想比8.7%増、純利益は10.0%増となる。前年同期実績(純利益13億7600万円)には及ばないものの、成長基盤は着実に固まりつつある。
修正の背景には、社会インフラ分野で重点を置く医療機器ビジネスの堅調な拡大がある。加えて、電子部品実装機向けの産業用PCやセキュリティカメラなどODM案件が想定以上に増加したことが業績を押し上げた。通期予想については据え置いた。
配当についても修正を発表し、中間配当を従来の1株31円から33円へと2円増額する。期末配当は35円とし、年間配当は合計68円(従来66円)を見込む。前期実績(62円)を上回り、累進配当を維持する姿勢を鮮明にした。
同社は「株主還元を最重要課題と位置づけ、業績や財務状況を総合的に勘案しながら利益配分を行っていく」としている。
弱いにわか雨

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