JRの乗車券を使ったユニークな投稿がSNS「X」で大きな話題を呼んでいる。話題のきっかけとなったのは、Xユーザー「快速奥多摩(@ishigamimae)」氏が投稿した一枚の乗車券の写真。滋賀県の堅田駅(かたた)から三重県の多気駅(たき)までの区間を発券したものだが、駅名をつなげると「かたた+たき」で「かたたたき券」となる洒落が込められていた。
この投稿は瞬く間に拡散し、投稿から半日で表示回数は90万回を突破。コメント欄には「天才かwww」「こーゆーの好き」「母親の誕生日にこれ買ってくる」といった反応が相次ぎ、鉄道ファンにとどまらず幅広いユーザーの関心を集めた。
編集部の取材に対し、投稿者の快速奥多摩氏は「正直驚いています。誰でも発券できるきっぷではあるので、そんなに伸びないだろうと思っていました」と反響の大きさに戸惑いを見せる。一方で、鉄道趣味との関わりについて「普段は地元を通るJR青梅線の話題を中心に投稿しています。以前旅行した際に堅田駅の存在を思い出し、そこから発想を膨らませました」と明かした。
鉄道切符は通常、移動の手段としての実用性が重視されるが、今回の「かたたたき券」はその枠を超え、ユーモアと鉄道趣味が交差する一例となった。SNSでは今後も、こうした遊び心あふれる切符の投稿が新たなブームを呼ぶかもしれない。
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