「草生える」が本当に草だった件 朝日新聞の動画がネットで爆笑呼ぶ

宮城県の花山ダムで水が干上がり、湖底に草が生えてしまった——そんな深刻な事態を伝える朝日新聞の動画が、意外なところで話題をさらっている。

朝日新聞が公式YouTubeに投稿したのは「水がなくなったダム、湖底に草生える」という動画。言葉通り、湖底に草が青々と生えた風景を映し出したものだが、ネットユーザーの反応は「おいおい、それ“笑う”の意味じゃん」と別の方向に走った。

「これぞ本当の草」コメント殺到

「草生える」とは、ネットスラングで「笑える」「面白い」といった意味合いを持つ言葉。もともとは「www」と繰り返す“笑い”の記号が草のように見えることから定着したものだ。

朝日はもちろん、そんなスラングを意識したわけではない。単純に「湖底に草が生えた」と伝えただけのこと。ところが動画のコメント欄には、「久しぶりに原義で使われてるの見てテンション上がる」「ほんとの草はえるとはこのこと」といった書き込みが相次いだ。

Xではさらに大盛り上がり

火に油を注いだのが、X(旧Twitter)での投稿だ。ユーザー「Xx_やさとび_xX」(@xxYSTV_142116xx)さんが「水不足を笑ってるのありえない」と反応したところ、7,000件以上の“いいね”が集まる人気ぶりに。

リプライ欄では「草はえる(物理)」「底辺の景色もまた乙」といったツッコミが飛び交い、深刻なはずのニュースが一転して“おもしろ動画”のような盛り上がりを見せている。

社会問題とネットノリが交差

もちろん、花山ダムの水不足は洒落にならない事態だ。雨不足が続く東北地方では農業や生活への影響も懸念されている。だが、そんな現実とネット文化が交差すると「深刻だけど笑える」という複雑な受け止められ方が生まれる。

本来の意味での「草生える」が久々に脚光を浴びた今回のケース。言葉の偶然と世代間の感覚のずれが重なり、ニュースが思わぬエンタメとして消費された小さな事件といえそうだ。

<<次のページに続きます>>

1

2

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ