【衝撃】「襲いやすそうな人を探した」町田の76歳女性殺害 現場に居合わせた娘が心境投稿「母が目の前でめった刺しに…」 犯行動機は「人生が嫌になった」

東京都町田市で76歳の女性が刺殺された事件で、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された男が「襲いやすそうな人を探して歩いていた」と供述していることが分かった。犠牲となった女性の娘が、X(旧Twitter)上で悲痛な思いを吐露し、波紋が広がっている。

事件が起きたのは、9月30日午後7時すぎ。町田市内のマンション外階段付近で、秋江千津子さん(76)が男に刃物で複数回刺され、搬送先の病院で死亡が確認された。逮捕されたのは住所不定・無職の桑野浩太容疑者(40)。警視庁によると、桑野容疑者は「抵抗されなさそうだと思って刺した」「人生が嫌になり、襲いやすそうな人を探していた」と供述しているという。

秋江さんは上半身を中心に10カ所以上の刺し傷や切り傷を負っており、警視庁は強い殺意に基づく無差別的な犯行とみて捜査を進めている。

■ 娘が悲痛な告白「現実感がない。目の前で母が…」

事件直後、秋江さんの娘である秋江ひろみさんが、自身のXアカウントで次のように投稿した。

「2025年9月30日。母が突然亡くなりました。
いや、言葉ってこういう時に選ぶべきなのか。
現実は、私の目の前で犯人に殺されました。
私の目の前で、犯人にめった刺しにされているのを目撃しました。」

ひろみさんは続けて、「今は現実感が全くありません」「母は怪我をして入院していて、そのうち帰ってくるのかなと想い描いてしまっています」と、衝撃の大きさと現実を受け入れられない心境を明かした。

また、「母は私があちこち飛び回って元気な姿が好きだったはず。私は早く元気になるからね」と、自身を奮い立たせるような言葉も添えている。
「心に一人で抱えきれず。良かったらしばらく吐き出させてください」と綴り、フォロワーからは「言葉にならない」「こんな理不尽が許されるのか」といった共感と怒りの声が相次いでいる。

■ 無差別事件の衝撃広がる

桑野容疑者は、町田市内を徘徊中に秋江さんを見かけ、背後から追いかけて階段付近で襲撃したとみられる。警視庁によると、現場は住宅街に位置し、人通りも多い場所。目撃者によると「悲鳴とともに、女性が倒れていた」と話している。

捜査関係者は、「計画性は薄いが、強い殺意に基づく無差別殺人事件」として動機の裏付けを進めている。

市民の間では「誰が標的になってもおかしくない」「防ぎようがない」との不安が広がっており、SNSでは「治安の崩壊を感じる」「街を歩くのも怖い」といった声が噴出している。

■ 「命の尊厳を踏みにじる蛮行」 厳罰求める声も

人生に絶望したという理由で、何の罪もない高齢女性を襲撃した残虐な犯行。
「襲いやすい人を探していた」という供述は、命の尊厳を踏みにじる蛮行であり、社会に深い衝撃を与えている。

ひろみさんの投稿には、「あなたの悲しみを想うと胸が張り裂けそう」「母上のご冥福を心よりお祈りします」といった励ましのメッセージが多数寄せられている。

警視庁は、動機や精神状態の慎重な分析を進めるとともに、事件の全容解明を急いでいる。

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