【快挙】『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』 世界興収823億円突破 日本アニメ映画史上最高記録を更新

劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』(製作:アニプレックス、ufotable/配給:東宝・アニプレックス)が、公開から約2か月半で世界興行収入823億5,948万円を突破したことが明らかになった。公式発表および各メディアの報道によると、これは日本映画としての歴代最高記録であり、同シリーズの前作『無限列車編』(約515億円)を大きく上回る結果となった。

■ 国内興収340億円を突破、観客動員は2,400万人超

日本国内では、10月中旬時点で興行収入340億1,149万円、観客動員約2,420万人を記録。公開66日目にして2025年公開作品の中で断トツの首位を維持している。(AV Watch)

7月18日の公開初日には、観客動員115万人・興収16億円を超えるスタートを切り、3日間の累計で興収55億円超を記録。8日間で100億円を突破するなど、公開当初から記録的な推移を見せた。

この勢いは9月以降も衰えず、特典配布やIMAX再上映などを通じて再び観客が劇場に足を運ぶ動きが続いた。

■ 世界的な人気が支えた“鬼滅現象”再来

海外でも「Demon Slayer: Infinity Castle – The First Chapter」として順次公開され、北米・アジア・ヨーロッパを中心に高い評価を得ている。特に北米では公開2週目で興収1億ドル(約150億円)を突破し、日本映画として異例のヒットペースを記録した。

アジアでは韓国・台湾・香港などで観客動員が急伸。さらにフランス、メキシコ、ブラジルなど欧州・中南米地域でも上映規模を拡大しており、「国境を超えたアニメ映画の代表作」として位置づけられている。

配給関係者によれば、「映像美と音楽、そして猗窩座(あかざ)を中心とした人間ドラマの完成度が世界中の観客を引き込んだ」としており、国際映画評論家協会からも高い評価を受けているという。

■ 歴代記録の塗り替え

これまで日本映画の世界興収記録は、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(約515億円)が首位を保持していたが、今作がこれを約300億円以上更新。日本アニメ映画の世界興収ランキングでも、

  • 1位:無限城編 第一章(823億円)
  • 2位:無限列車編(515億円)
  • 3位:千と千尋の神隠し(約395億円)
  • 4位:君の名は。(約380億円)
    という形で歴史を塗り替えた。

興行分析サイト「Box Office Mojo」や「Variety」などでも、アニメ映画として史上まれにみる成功事例として紹介されている。

■ ufotableの映像表現が高評価

制作を担当したufotableは、緻密な3Dエフェクトと手描きアニメーションを融合させた“次世代型作画技術”が世界的にも注目されており、海外のアニメファンから「劇場映像の完成形」と称されている。

また、音楽を担当した梶浦由記と椎名豪による劇伴も高い評価を得ており、映画サウンドトラックは世界20か国以上でランキング入りを果たした。

アニプレックスは今作の成功を受け、「無限城編 第二章」および「第三章」の公開スケジュールを2026年にかけて順次発表予定としている。

■ 国内アニメ映画市場の新たな節目

『鬼滅の刃』シリーズは、2019年のTVアニメ放送開始以降、日本アニメ市場の拡大に大きな影響を与えてきた。特に本作の興行成績は、パンデミック後に減速していた劇場市場の回復を象徴する結果となっている。

日本映画製作者連盟の関係者は、「無限城編は単なるアニメ作品を超え、日本映画界の経済的回復を支える存在になった」と述べている。今後も国内外で上映延長が予定されており、最終興収は900億円を超える可能性も指摘されている。

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