
宮城県内で25日、相次いでクマによる被害が発生した。
大崎市では同日朝、体長約80センチのクマが民家の庭に侵入し、繋がれていた体長約50センチの柴犬を噛んで連れ去った。現場には首輪とリードのみが残され、クマは山中へ逃走したとみられる。
また同日、大衡村ではクマが玄関先付近で60代の女性を襲い、女性は軽傷を負った。クマはその後、付近の山に逃げたという。警察と地元猟友会がパトロールを強化し、注意を呼びかけている。
環境省によると、2025年のクマ被害による死者はすでに9人となり、統計開始以降で最多を更新している。背景として、餌不足や里山荒廃などによりクマの出没が増えているとされ、東北を中心に各地で警戒が続いている。
行政機関は、住宅周辺でクマを目撃した場合は近寄らず、直ちに自治体や警察に通報するよう注意を呼びかけている。
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