
お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平さんが、TBS系人気番組「SASUKE2025」の収録中に負傷したことが所属事務所と番組制作サイドへの取材で分かった。負傷の状況は、ファーストステージの競技エリアに設置されたローリングヒルに挑戦した際、バランスを崩し転倒。その際に左足の甲を強打し、医師の診断により「左足甲部の剝離骨折」と判明した。全治3カ月とされ、治療とリハビリが必要になる。
所属する吉本興業はコメントを発表し、長田さんは現在ギプス固定を行いながら松葉杖を使用して日常生活を送っていると説明。その上で、可能な範囲で仕事を継続し、無理のないスケジュールで復帰に向けて治療を続けていく方針を示した。なお、収録時点での本人の意識ははっきりしており、現場スタッフによる迅速な救護対応がとられたという。
事故が発生した「SASUKE」シリーズは、体力と技術を競う人気エンターテインメント番組であり、一般参加者から著名人まで幅広い挑戦者が過酷なセットに挑むことで知られている。TBSは長年にわたり安全管理を強化してきたとしているが、今回の負傷については「制作スタッフ一同、安全体制を徹底していた中で発生した事故であり、関係者および視聴者の皆様にご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪文を発表した。
あわせてTBSは、過去の「SASUKE」関連番組でも負傷事例が確認されていることに触れ、安全基準のさらなる検証と改善を行うと説明。具体的には競技用器具の強度・設置環境の見直し、減速用マット等の追加調整、救護スタッフ増員など、複合的な安全対策の再点検を実施する予定だ。負傷者発生時の医療連携体制についても改善を進める。
長田さんはコントだけでなく、バラエティ番組出演、ドラマや映画など多方面で活躍しており、今回の骨折は活動スケジュールに一定の影響が出るとみられる。一方で事務所関係者は「本人は前向きで、復帰に強い意欲を見せている」と説明。ファンからはSNSを中心に励ましの声が寄せられている。共演者や芸能界関係者からも、回復を願うメッセージが届いているという。
番組側は「無理のない形で撮影スケジュールを調整し、出演者の安全を最優先に収録を続けていく」としており、「SASUKE2025」の放送予定に変更はない。視聴者の関心が高い番組なだけに、今後の情報開示と対策の透明性が一層求められる。
長田さんの負傷は、挑戦型番組が抱える安全面の課題を改めて浮き彫りにした。過酷な競技の魅力を維持しつつ、出演者の安全をどこまで確保できるか――番組制作陣の姿勢が問われている。
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