【鉄道】北陸新幹線で遅延発生 湖西線の強風予報によるサンダーバード迂回運転で敦賀駅接続に影響 つるぎ号などで最大50分の遅れ

10月31日午後、北陸新幹線の敦賀〜富山間の上り列車の一部で、最大50分以上の遅れが発生している。

原因は、湖西線区間での強風予報を受け、特急サンダーバード号が通常の湖西線ルートを避けて米原経由で迂回運転を行った影響で、敦賀駅での接続調整が必要となったため。JR西日本は「安全確保を最優先とした上で、接続待ち合わせにより一部の北陸新幹線列車に遅延が生じている」と説明している。

■ 敦賀駅での接続調整が影響、つるぎ号中心に遅延

JR西日本の運行情報によると、敦賀駅ではサンダーバード号の到着遅延により、新幹線への乗り継ぎ利用者の接続確保を目的とした発車調整が行われた。この影響で、上り方面(富山・東京方面)に向かう「つるぎ号」「はくたか号」など複数列車が最大50分程度遅れて運行している。

特に午後のビジネス需要が集中する時間帯での遅れとなり、東京方面への長距離利用者にも影響が出ている。

■ サンダーバード号、強風予報で米原経由に変更

同日午前、滋賀県から福井県にかけての湖西線区間では、強風による運転見合わせの可能性があるとして、JR西日本が安全上の判断から「特急サンダーバード」を米原経由で迂回運転させる措置を取った。

これにより、一部の列車が通常ルートより所要時間が長くなり、敦賀駅での到着時刻が遅れる結果となった。

湖西線では過去にも強風による運転規制がたびたび発生しており、北陸新幹線開業以降もサンダーバード号との接続調整は重要な運行課題となっている。今回の遅延も、こうした複数路線の連携運行の影響を受けた形だ。

■ JR西日本「安全運行と接続確保を優先」

JR西日本は31日夕方、「現在、湖西線内の強風により一部列車で運転を見合わせる場合があり、サンダーバード号の米原経由運転に伴い、敦賀駅での接続待ち合わせによって北陸新幹線の一部列車が遅れている」と発表した。

同社は「安全運行を最優先にしており、接続列車の確保も考慮した運行調整を行っている」と説明。今後、風速状況の改善次第でダイヤの正常化を目指すとしている。

■ 夕方以降も一部に影響 富山・金沢方面で接続混雑

北陸新幹線の遅延は敦賀駅を起点に連鎖的に波及しており、富山・金沢方面では折り返し運転に遅れが生じている。また、金沢駅や富山駅では接続する在来線列車との乗り換えにも影響が出ており、JR西日本は「今後の列車利用時には最新の運行情報を確認してほしい」と呼びかけている。

夕方以降も、敦賀駅構内での接続待機や折り返し準備に時間がかかる列車があり、完全なダイヤ回復には時間を要する見込みだ。北陸新幹線の運転状況は公式サイトや各駅の電光掲示板で随時更新されている。

■ 利用客の声「接続を待ってもらえたのは助かった」「帰宅が遅れる」

敦賀駅では接続のために新幹線の発車を待っていた利用客が多く見られ、「米原経由に変更と聞いて心配だったが、新幹線が待っていてくれたのはありがたい」と話す一方で、「金沢まで行く予定が大幅に遅れた」「乗り継ぎ予定が狂った」といった声も聞かれた。

■ 今後の運行見通し

午後6時時点では、敦賀〜富山間の上り線で最大約50分の遅れが継続しており、下り線への波及は軽微。JR西日本は夜間にかけて運転間隔の調整を進め、最終列車までにおおむね通常ダイヤへ復旧させる見通しとしている。

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