
2025年11月1日、日本各地の大学で総合型選抜や学校推薦型選抜の合格発表が行われた。札幌大学、日本女子大学、東北学院大学、名古屋学院大学など、多くの大学で結果が発表され、SNS「X(旧Twitter)」上では早朝から「合格しました!」「努力が報われた!」という喜びの声が相次いだ。
一部の大学では公式アカウントからも祝福のメッセージが投稿され、受験生の投稿に「おめでとうございます」と返信するなど、オンライン上で温かい交流が広がった。
医療系や教育系の大学では特に投稿数が多く、「看護学部に合格しました」「将来は医師として地域に貢献します」など、進路への決意を語る投稿が目立った。中には、受験期間中に体調を崩しながらも勉強を続けた学生が「風邪を乗り越えてよかった」と感謝を綴るなど、努力の過程を共有する例も見られた。
また、家族や友人による祝福のメッセージも多数投稿され、「支えてくれた親にありがとう」「祖母に報告したら泣いてくれた」という心温まるコメントが多く見受けられた。こうした投稿は数万件以上に達し、「#合格おめでとう」「#大学合格」などのハッシュタグがXのトレンド上位に入るなど、全国的な話題となった。
SNS分析企業によると、この日の関連投稿の総エンゲージメント数(いいね・リポスト・返信などの合計)は前日比180%増の約12万件を超えたと推定される。特に医学部・看護学部関連の投稿が全体の約4割を占めており、医療分野への関心の高さもうかがえた。
発表当日、大学のキャンパス周辺では、掲示板やオンラインシステムで結果を確認した学生が記念撮影を行う姿も見られた。感染症対策のため従来の掲示板形式からオンライン発表に切り替える大学が増える中、スマートフォンを片手に家族と通話しながら涙ぐむ受験生の姿は、コロナ禍以降の新しい風景となっている。
教育関係者の間では、こうしたSNS上の喜びの共有が「受験の孤独感を減らし、努力を社会的に認め合う文化」を生んでいると評価する声もある。
一方で、結果に落胆した受験生が投稿を見て精神的に落ち込むケースも指摘されており、専門家は「SNSの投稿には光と影がある。合格発表の喜びを分かち合う文化を育てつつ、支援体制の強化も必要だ」と話している。
合格を報告した多くの学生が次の目標として「大学で学びを深めたい」「社会に貢献できる人になりたい」と投稿しており、受験を終えた安堵の表情の奥には、新しい一歩を踏み出す覚悟がにじむ。
2025年の秋、日本全国で共有された「合格」の瞬間は、努力の証として、多くの若者とその家族の心に刻まれた。
コメント