フォーエバーヤング(坂井瑠星騎手)が制覇──日本調教馬、ついにダート世界一に

2025年11月2日(日本時間3日朝)、アメリカ・カリフォルニア州デルマー競馬場で行われた**第42回ブリーダーズカップ・クラシック(GⅠ・ダート2000m)で、日本調教馬のフォーエバーヤング(牡4、矢作芳人厩舎、騎手:坂井瑠星)**が優勝した。
日本馬がこのレースを制したのは史上初の快挙であり、日本競馬史に新たな1ページを刻む結果となった。
■ レース展開:冷静な判断で掴んだ頂点
フォーエバーヤングはスタート直後から中団やや前目にポジションを取り、序盤から落ち着いたレース運びを見せた。向正面では内ラチ沿いで脚をため、最終コーナーで進路を外へ。直線に入ると坂井瑠星騎手の指示に応えるように一気にスパートし、先行勢をまとめて差し切った。
最後は2着**シエラレオーネ(プラ騎手)の追撃をクビ差で凌ぎ切り、堂々のゴールイン。3着にはフィアースネス(ヴェラスケス騎手)**が入線した。
勝ち時計は2分02秒台前半(公式発表待ち)。アメリカ勢が支配してきたブリーダーズカップ・クラシックで、日本馬が初めて勝利を掴んだ瞬間だった。
■ 坂井瑠星騎手「日本のファンに誇れるレース」
レース後、坂井騠星騎手は感極まった様子でこう語った。
「この馬を信じて乗りました。昨年の3着という悔しさがあったので、絶対に勝ちたかった。日本の関係者、そして応援してくれたすべてのファンに感謝したいです。」
矢作芳人調教師も「海外の頂点を目指してきた挑戦がついに実を結んだ。日本の競馬がここまで来たという証」と胸を張った。
■ 世界の舞台で証明した日本競馬の力
ブリーダーズカップ・クラシックは、北米ダート界の最高峰に位置するレースで、1着賞金はおよそ360万ドル(約5億円)。これまで幾度も日本調教馬が挑戦してきたが、勝利は叶わなかった。
フォーエバーヤングは昨年の同レースで3着、今年はその雪辱を果たす形で歴史を動かした。
本馬は2024年のサウジダービーやUAEダービーで世界を転戦し、常に上位争いを続けてきた。海外遠征で培われた経験が、この大舞台での落ち着いた走りに繋がったと見られる。
■ 日本競馬史に刻まれる「世界制覇」
今回の勝利は、日本調教馬がブリーダーズカップ・クラシックを制するという前例のない成果であり、国内外の競馬界に衝撃を与えた。
アメリカ競馬専門誌『BloodHorse』は速報で「ついに日本のダート馬がアメリカ最強の座を奪った」と報じ、世界中のファンがSNSで「#ForeverYoung」「#坂井瑠星」「#JapanRacing」のハッシュタグを使い祝福の声を上げた。
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