だまされたフリ作戦で中学生を現行犯逮捕 広島・福山市の高齢女性から現金詐取未遂

広島県福山市で、80代の女性から現金をだまし取ろうとしたとして、愛知県名古屋市に住む15歳の男子中学生が18日、詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕された。女性が不審に感じて警察へ相談し、いわゆる「だまされたフリ作戦」に協力したことで犯行が明らかになった。

広島県警によると、中学生は11日から18日にかけて、女性の息子になりすました別の人物と共謀し、「現金が至急必要だ」などと虚偽の電話を繰り返し、金銭を受け取ろうとした疑いが持たれている。女性(86)は電話の内容に違和感を持ち、実の息子に確認したことで詐欺と判明し、警察に届け出た。

警察は女性と連携してだまされたフリ作戦を実施。18日夕方、現金を受け取りに女性宅付近へ1人で現れた中学生を、待ち構えていた捜査員がその場で逮捕した。中学生は法律事務所関係者を名乗って現金を受け取る、いわゆる「受け子」役を担っていたとみられる。

取り調べに対し、中学生は「今は言いたくない」と話しているという。警察は押収したスマートフォンの解析を進め、背後関係や指示役の有無など、事件の経緯を詳しく調べる方針だ。

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