韓国のガールズグループ「aespa(エスパ)」のNHK紅白歌合戦への出演を巡り、署名サイト「change.org」で立ち上げられた「aespaの紅白出場停止を求めます」というオンライン署名が、開始からわずか3日で10万件を超えた。署名活動を発信・拡散してきた大手暴露系アカウント「DEATHDOL NOTE」は21日、「3日で10万件の署名が集まりました。この署名はNHKに提出します」と報告し、大きな波紋を呼んでいる。
署名活動の主張によれば、発端はaespaメンバーがSNS上で購入品として紹介した「原子爆弾モデルライト」をめぐる投稿である。このライトは、広島や長崎で推計11万人以上が即死した原爆投下直後の火球の形状を模したとされる商品で、署名文は「歴史的な悲劇を軽々しく扱うものである」と強く批判している。
署名文ではさらに、「原爆は人類史上最も悲惨かつ破壊的な出来事であり、その象徴を“可愛いライト”として楽しむ行為は、広島や長崎だけでなく平和を願う全ての国々の人々に対する無責任な姿勢と受け取られかねない」と指摘。グローバルアーティストとして活動する立場を踏まえ、歴史的事実への理解不足が重大な問題であると訴えている。
また、NHK紅白歌合戦という公共性の極めて高い舞台にaespaの出演を認めることは、この問題行為を事実上容認することにつながり、「公共放送として看過できない」との主張も記されている。署名立案者は、紅白が全国の視聴者に強い影響力を持つ場である以上、歴史に関わるデリケートな問題を軽視してはならないと訴えている。
実際、X(旧Twitter)上では署名活動を紹介したDEATHDOL NOTEの投稿が24万件以上の「いいね」、4万件以上のリポスト、1.8万件を超える引用投稿を集め、国内外で大きな議論へと発展した。
署名は現在も増え続けており、NHK側がこの動きをどう判断し、年末の紅白歌合戦にどのような影響を及ぼすのか注目が集まっている。公共放送が視聴者からの強い意見にどう向き合い、国際的なアーティストと歴史認識をめぐる問題をどのように処理するか、今後の対応が問われることになりそうだ。
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