ラジオ放送局「エフエム那覇」に破産手続き開始決定 放送は新会社が事業承継し継続

沖縄県那覇市でコミュニティラジオ局「FM那覇」を運営してきた株式会社エフエム那覇が、11月26日付で那覇地方裁判所から破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債総額は約2000万円。同局は2002年の開局以来、地域に根差した放送を続けてきたが、広告収入の低迷や経営体制の弱体化などが重なり、自主再建を断念した。

同社は2001年に設立。翌年にコミュニティラジオ局としてFM那覇を開局し、地域情報、行政情報、音楽番組などを発信してきた。しかし、放送開始当初からスポンサー収入は伸び悩み、慢性的な赤字が続いた。近年は広告市場の縮小や運営体制の人員不足も追い打ちとなり、前代表が家族の介護を理由に退いたことで経営はさらに逼迫。事業継続は困難と判断された。

放送事業については、那覇市内の株式会社FMNへすでに事業譲渡されており、番組編成や放送設備などは新会社に引き継がれている。これにより、「FM那覇」の放送は従来どおり継続され、リスナーへの影響は最小限にとどまる見通しだ。

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