関越道で50台以上が絡む多重事故 1人死亡・26人負傷 群馬・みなかみ町

26日夜、群馬県内の関越自動車道で乗用車やトラックなど50台以上が絡む大規模な多重事故が発生し、1人が死亡、26人がケガを負う事態となった。警察と消防が夜通しで救助活動と現場検証にあたっている。

警察などによると、26日午後7時半ごろ、群馬県みなかみ町を通る関越自動車道下り線の水上インターチェンジ(IC)出口付近で、大型トラックが雪によってスリップし停止。その直後から、後続の乗用車やトラックが次々と突っ込み、多重衝突に発展したという。この影響で現場では車両の一部が炎上し、激しい火の手が上がった。

この事故で、これまでに50台以上の車両が関係していることが確認されており、1人の死亡が判明したほか、26人が負傷して病院に搬送された。負傷者の詳しい容体や身元について、警察が確認を急いでいる。

事故当時、現場周辺は雪が降り、路面の凍結が見られたとされる。現場に居合わせた動画の撮影者は、「自分の車の3台くらい前の乗用車から煙が出て、そのあとどんどん火が出た。ちょうどカーブで見通しが悪く、みんな気づいた時には遅くて、下り坂をそのままどんどん突っ込んでいくような状態だった」と、緊迫した状況を振り返る。

警察は、大型トラックが雪でスリップし停止したことが事故のきっかけになったとみて、当時の速度や車間距離、冬用タイヤの装着状況などを含め、詳しい事故原因の解明を進めている。

この事故の影響で、関越自動車道は月夜野ICから湯沢ICまでの上下線で通行止めとなっている。年末の移動が本格化する時期とも重なっており、各道路管理者はドライバーに対し、広域的な迂回や最新の交通情報の確認に加え、降雪時の速度抑制と冬用装備の徹底を呼びかけている。

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