電気自動車(EV)向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するTerra Charge(東京都港区)は1日、2026年の年頭所感として「至誠天翔(しせいてんしょう)」を掲げると発表した。従来の成長路線を維持しつつ、組織全体の結束を高め次のステージに向かう姿勢を示した。

今回のテーマは、2025年12月に実施した全社総会で、全社員が複数チームに分かれ案を持ち寄り、プレゼンテーションを経て選出されたもの。優勝したのは「チーム成長」と名付けられたグループで、Kamimoto氏を中心に策定したメッセージが採用された。同社は「社員主体の意思決定を企業文化として根付かせる取り組み」と説明している。
三文字の熟語「至誠天翔」は、吉田松陰の「至誠にして動かざる者は、未だこれ有らざるなり」の思想を基点に、誠実な行動こそが次の成長をもたらすとの意味を持たせたという。同社はこれまで、2024年の「開花期」、2025年の「燃志開花」など、その年の事業姿勢を示すテーマを掲げてきた。
同社によると、2026年は組織と事業が「転換期」に位置づけられるといい、個々の能力に依存しない“チームとしての成長”が重点課題になるとしている。EV充電インフラの整備を軸に事業を拡大してきたが、「速さのみを追わず、スピードの質を高める」とし、内部体制の強化にも力を入れる方針だ。

今回の年頭所感では、「至誠」をユーザーや施設オーナー、パートナー企業などへの誠実な姿勢とし、「天翔」を組織として新たな領域に挑む姿勢として位置づけた。役職や部署を問わず15名がチームとしてメッセージ策定に参加し、同社は「社員全員が主体となり、企業文化そのものを進化させる動きにつなげる」とした。
また、若手人材育成として長期インターンシップの募集も開始。採用活動についても「モビリティ業界の担い手を広く受け入れたい」と説明している。
同社は「すべての人とEVにエネルギーを」を掲げ、充電インフラの普及を進めている。2010年設立で、本社は東京都港区。徳重徹氏が代表取締役社長を務める。
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