アドヴァングループ、為替予約評価益が62億円増 営業外収益に計上へ

株式会社アドヴァングループ(東証スタンダード・7463)は9日、2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月~12月)において、為替予約の評価益が大幅に増加したことを発表した。

輸入仕入れの為替リスクヘッジとして実施している為替予約の評価額が前期末比で約62億円増加し、これを営業外収益として計上する。同社によると、2025年3月期末時点での為替予約評価益は約142億9200万円だったが、2025年12月末時点では約205億4100万円に拡大。差額の62億4900万円を「為替予約評価益」として営業外収益に計上する方針だ。

さらに、仕入決済時に発生した決済差益については、別途営業外収益の「為替差益」として約11億2200万円が含まれている。同社は「輸入取引における為替変動リスクの低減を目的に為替予約を積極的に活用している」と説明。円安基調が続いたことで評価益が積み上がったものとみられる。

ただし、為替予約評価益は今後の為替相場の動向によって変動する可能性が高く、同社は「見通しが困難」として、2026年3月期通期の経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益の業績予想については現時点で記載を見送っている。主な数値の推移(単位:百万円)

項目2025年3月期末2025年12月末増減額
為替予約評価益14,29220,541+6,249
(うち営業外収益計上分)6,249
為替差益(決済分)1,122

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ