熊本中学生集団暴行 準暴力団「寿」関与の影 暴力団とのつながり <<交番襲撃事件を起こした「寿」の実態>>

<<おことわり>> 半グレとは、準暴力団を指す用語です。

熊本市中央区の大型商業施設「サクラマチクマモト」の屋上スペースで今月上旬、中学生の少年が十数人から激しい暴行を受ける様子を捉えた動画がSNS上で急速に拡散され、大きな衝撃を与えている。動画には、少年が囲まれ、殴る・蹴る・首を絞めるなどの残忍な行為が続き、ネット上では「これはいじめではなく、殺人未遂に近い犯罪」との声が相次いでいる。

背景に熊本を拠点とする半グレ集団「寿(ことぶき)」の関与が強く疑われており、特に暴力団との深い結びつきが指摘されている中、警察の対応が問われている。事件は2026年1月5日頃に起きたとみられる。被害者は熊本県山都町立矢部中学校の男子生徒(15歳前後)で、後輩が受けていた金銭トラブルを解決しようと連絡を取ったところ、約20人規模の集団に呼び出された。

現場では執拗な暴行が加えられ、少年は全身打撲、顔面の腫れ(額部約10センチの膨張)、鼻の損傷などの重傷を負い、救急搬送された。動画はX(旧Twitter)やTikTokで拡散され、少年が降参を訴えても暴行が止まない様子が克明に記録されている。地元メディアの熊本日日新聞やテレビ熊本、FNNなどが1月9日以降に報じ、警察は「事実関係を確認中」としているが、SNS上ではこの事件が中学生同士のトラブルではなく、組織的な犯行だとする情報が氾濫している。

(画像)民間調査会社の開示情報から引用

特に注目されているのが半グレ集団「寿」の存在だ。「寿」のリーダーは22歳の男性(武蔵ヶ丘中学校出身)とされ、昨年、暴力団関係者との共謀による暴行事案で執行猶予判決を受けた経歴がある。構成員は熊本市内の中高生を中心に集められており、大分県や福岡県のグループとも連携。さらには上位組織として暴力団や特殊詐欺集団「トクリュウ」との強い結びつきが噂され、ネット上では「寿」が暴力団の末端として中学生を道具に使っている」との指摘が目立つ。

こうした暴力団との関係が、事件の深刻さを増幅させている。「寿」の関与が疑われる過去の事件も相次いでおり、今回の暴行が孤立したものではないとの見方が広がっている。

寿が関与した主な事件

事件名被害品・対象被害額主な実行犯の特徴事件の概要・特徴
腕時計340万円窃盗事件高級腕時計340万円「寿」のメンバー高級ブランド腕時計を狙った計画的窃盗
ポケカ強盗事件ポケモンカード不明「寿」関連団体のメンバーポケカを目的とした強盗行為
クレア屋上暴行事件人(被害者)「寿」関連団体のメンバー商業施設「クレア」屋上での集団暴行事件
交番襲撃事件警察施設(交番)「寿」関連団体のメンバー警察施設への直接的な襲撃・反社会的行動

これらの事件はすべて「寿」の常習的な犯罪パターンと一致するとネット上でまとめられており、ユーザーからは「昨年から熊本で似た事件が多発しているのに、県警はなぜ放置してきたのか」との厳しい批判が殺到している。暴力団とのつながりが背景にあるため、単なる少年犯罪ではなく、社会全体の治安問題に発展する恐れがある。本紙の独自取材で、現場にいたとみられる関係者A(匿名)は「リンチの認識はない。ただのタイマン(一対一の喧嘩)だった」と主張。

暴行後の対応について問うと、「ちゃんと確認した。これをリンチ扱いされるのは腹立たしい。同意のもとだ」と集団暴行を否定した。しかし、取材後に新たな暴行動画が関係者アカウントから投稿されるなど、開き直りとも取れる行動が続いている。別の関係者Bは、「寿」の関与について「加害者の兄が所属しているだけ」と説明したが、組織の活動内容については「わからない」と言葉を濁した。事件当日の在席を認めつつ、ネット上の「集団リンチ」指摘には「何も思うことはない」と回答を避けた。

事件後、被害者家族、特に母親に対して加害者側から殺害予告が届き、家族は避難を強いられている。被害者側は殺人未遂として熊本県警に被害届を提出したが、1月12日現在、逮捕の動きは見られない。警察や教育委員会は「捜査中」との立場を崩していない。SNSの反応は過熱しており、「撮影者や傍観者も共犯」「半グレが暴力団の傘下で中学生を操っている大人が一番悪質」「熊本県警が本腰を入れなければ、九州の治安が崩壊する」との意見が飛び交う。

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