エリアクエスト、経常利益を上方修正 有価証券売却益増で純利益も増加 期末配当は4円に増配

東証スタンダード上場の株式会社エリアクエスト(コード8912)は2日、2026年6月期の連結業績予想および配当予想を修正すると発表した。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益を上方修正するとともに、期末配当を1株当たり4円へ引き上げる。

修正後の2026年6月期通期連結業績予想は、売上高25億円、営業利益2億3000万円と、いずれも前回予想から据え置いた。一方、経常利益は2億4000万円から2億9000万円へ5000万円増加(20・8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億4400万円から1億6200万円へ1800万円増加(12・5%増)する見通し。1株当たり当期純利益は8円96銭から10円11銭へ引き上げた。

同社によると、ストック型収益であるサブリース事業が堅調に推移していることに加え、株価上昇に伴う有価証券売却益の増加が見込まれることが、利益押し上げ要因となった。

前期(2025年6月期)は売上高24億7600万円、営業利益2億9100万円、経常利益1億8700万円、純利益1億1200万円だった。今期は営業利益こそ横ばいながら、営業外収益の積み上げにより最終段階の利益水準を引き上げる構図となる。

あわせて配当予想も修正した。従来は2026年6月期の年間配当を1株当たり3円としていたが、1円増配し4円とする。前期実績は3円で、今期は前期比1円の増配となる。

同社は、株主への利益還元を重要な経営方針の一つに位置付けているとしたうえで、業績が堅調に推移していること、資本効率の向上と株主還元のバランスを総合的に勘案した結果、増配を決定したとしている。

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