おかやま山陽に6-2 4年ぶり4回目の優勝、中国大会へ
5月3日、倉敷市のマスカットスタジアムで行われた春の高校野球岡山県大会決勝は、創志学園が、おかやま山陽を6-2で破り、4年ぶり4回目の優勝を果たした。創志学園は2回に一挙4点を奪って逆転し、その後も追加点を重ねて主導権を握った。優勝した創志学園は、5月30日に島根県で開幕する中国大会に出場する。
試合は序盤から動いた。おかやま山陽が2回表に先制したが、創志学園はその裏、相手守備の乱れを逃さず好機を広げた。さらに3番・清水の走者一掃となる適時二塁打などで4点を奪い、試合の流れを一気に引き寄せた。
創志学園は4回と7回にも1点ずつを加えた。大量点に頼るのではなく、相手に傾きかけた流れを細かく断ち切りながら得点を重ねた。おかやま山陽も終盤に反撃したが、序盤の失点が最後まで重く響いた。
投手陣は、背番号11の鈴木と背番号19の伊藤による継投で粘った。おかやま山陽打線に安打を許しながらも、要所で踏ん張り、失点を2点に抑えた。決勝の緊張感が漂う中で、守備の集中力と勝負どころの一打が明暗を分けた。
創志学園にとって、春の県大会制覇は夏へ向けた大きな弾みとなる。中国大会では県外の強豪校との対戦が待っており、夏の岡山大会を前にチームの現在地を測る重要な機会となる。
地元にとっても、連休中の明るい話題となった。会場となったマスカットスタジアムには、両校の関係者や高校野球ファンが集まり、倉敷市内の飲食、交通、周辺店舗にも人の流れを生んだ。高校野球の決勝は、学校スポーツであると同時に、地域の応援と交流を生む場でもある。
創志学園は岡山市、おかやま山陽は浅口市に拠点を置く。県内各地の学校が上位で競い合うことで、地域の応援、卒業生のつながり、企業や住民の支援も広がる。高校野球は、選手の育成だけでなく、地元への関心を高める役割も持つ。
岡山の春を締めくくる一戦は、創志学園の逆転勝ちで幕を閉じた。4年ぶりの頂点は、夏へ向かうチームに勢いを与える。県内高校野球は、中国大会を経て、夏の甲子園予選へとさらに熱を帯びていく。
雲

コメント