ボクシングの元世界3階級制覇王者・中谷潤人(M.T)が3日、自身のインスタグラムを更新し、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との一戦を振り返った。
中谷は、東京ドームで行われた世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチで井上に0―3の判定負け。プロ33戦目で初黒星を喫した。
投稿では「昨晩も沢山の応援ありがとうございました!そして井上選手ありがとうございました!」と感謝をつづり、「東京ドームのリングとても楽しかったです!」とコメント。負傷についても「怪我は少しありますが、しっかり治してまた戦います!」とし、再起への決意を示した。
試合は、32戦全勝同士による日本ボクシング史に残るビッグマッチ。中谷は序盤から持ち味の左を軸に攻め、終盤まで粘り強く戦った。10回には偶然のバッティングで眉間から出血。11回には左目付近を負傷しながらも、最後までリングに立ち続けた。
試合後、中谷は井上について「驚きは特には感じなかったが、さすがチャンピオン。ボクシングをつくっていくのが上手だった」と語った。
高校に進学せず単身渡米し、世界3階級制覇まで上り詰めた中谷。今回は“モンスター”の壁に阻まれた形となったが、28歳のキャリアが終わったわけではない。
初黒星は、敗北であると同時に、新たな物語の始まりでもある。
中谷潤人がこの一戦をどう糧にするのか。再起戦に注目が集まる。
小雨
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