免許失効に気づかず通勤でも運転 上長は確認怠り文書で厳重注意
岡山県備前市は5月21日、30代の男性職員が運転免許証の有効期限が切れた状態で約1年2カ月にわたり車を運転していたとして、減給10分の1、2カ月の懲戒処分にした。
市によると、職員の運転免許証の有効期限は2025年2月までだった。しかし、今年4月24日に所属部署で免許証の確認を行った際、免許が失効していたことが発覚した。
職員は免許失効後、公用車を計61回運転していた。さらに、通勤などでも自家用車を運転していたという。
職員は市の聞き取りに対し、「免許が失効していることに気づいていなかった」と説明している。
備前市では毎年、各部署で上長が職員の運転免許証を確認するルールを設けていた。ところが、昨年度はこの職員が所属する部署で確認が行われておらず、免許失効を把握できていなかった。
市は、確認を怠った上長に対し、文書による厳重注意を行った。
職員本人は「公務員としてこのような事態を起こし、深く反省している。法令遵守を怠ったことに弁明の余地はない」とコメントしている。
市は、法令遵守と綱紀粛正を徹底し、再発防止に努めるとしている。
今回の事案では、本人の確認不足だけでなく、職場内の免許確認ルールが機能していなかった点も問題となる。公用車の運転を伴う業務では、免許証の有効期限確認は事故防止と市民の信頼維持に直結する。
今後は、年1回の確認だけでなく、免許証の有効期限を台帳化し、更新期限前に複数人で確認できる仕組みを作れるかが焦点となる。
薄い雲


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