28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする強い地震が発生した。気象当局によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されている。震源は長崎県の東約80キロ付近で、緯度北緯32.6度、東経130.7度。
この地震により、熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測した。熊本市南区、八代市、宇土市、熊本美里町、益城町では震度6強、上天草市や合志市、大津町、西原村、御船町、芦北町では震度6弱を観測するなど、熊本県内の広い範囲で激しい揺れに見舞われた。
また、長崎県南島原市では震度5強を観測したほか、熊本市中央区、熊本市東区、熊本市西区、熊本市北区、水俣市、山鹿市、菊池市、天草市、菊陽町、津奈木町、鹿児島県薩摩川内市、さつま町、長島町などで震度5強を記録した。
さらに、福岡県、佐賀県、長崎県、宮崎県、鹿児島県の各地で震度5弱から震度4の揺れを観測し、中国・四国地方にも揺れが広がった。岡山県では倉敷市、岡山市南区、赤磐市、真庭市、浅口市、里庄町で震度2、岡山市北区、中区、東区、笠岡市、備前市、瀬戸内市、和気町、早島町、矢掛町では震度1を観測した。

気象当局は地震発生直後、大津波警報および津波警報、津波注意報を発表するとともに、緊急地震速報を発表した。沿岸部や河口付近では津波による被害が発生するおそれがあるとして、海岸や川の近くには近づかず、直ちに高台や避難施設へ避難するよう強く呼びかけている。
震度4以上の揺れは、熊本県を中心に長崎県、福岡県、佐賀県、大分県、宮崎県、鹿児島県、山口県、愛媛県など広範囲に及び、震度3から1の揺れは中国地方、四国地方、近畿地方北部まで観測された。
消防や警察、自衛隊などが被害状況の確認を進めており、建物の倒壊や道路の損壊、停電、交通機関への影響などについて情報収集を急いでいる。当局は今後も強い余震が発生する可能性があるとして、引き続き最新の防災情報に注意するとともに、安全を最優先に行動するよう呼びかけている。
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