第27回参議院議員通常選挙の投開票が20日に行われ、全国の投票所では午後8時の締切に向け、各地で有権者の足が途切れることなく続いた。ところが、投票の締切を前にして、SNS「X(旧ツイッター)」上ではすでに「開票速報」のワードがトレンド入りする異例の事態となった。
「紙切れ2枚で参加できる無料の娯楽」「投票した後の開票速報は最高のコンテンツだ」「選挙に行くと、開票速報がやたら楽しく感じる」など、ネット上では投票行動を終えたと見られるユーザーによる投稿が次々と寄せられた。
こうした反応は、投票行為を“義務”や“責任”ではなく、“娯楽”や“イベント”として再定義しようとする一部ネット世代の価値観を映し出しているとも言えよう。
かつては政治離れが深刻とされ、「若者の投票率低迷」が常態化していたが、今回の選挙では、投票そのものをSNSのネタや開票速報という“成果の可視化”と結びつけることで、若年層の間でも一種の“参加型ライブイベント”として注目を集めつつあるようだ。
なお、東京選挙区や大阪選挙区など大都市圏では接戦と見られる選挙区も多く、今夜の開票速報に対する関心は高まっている。投票は一部地域を除き午後8時で終了し、即日開票が行われる予定だ。結果の速報性と臨場感が、ネット空間における“選挙の楽しみ方”を変えつつあると言える。
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