旧統一教会の韓鶴子総裁を逮捕 前大統領夫人への金品供与疑惑で

韓国の宗教団体「旧統一教会(世界平和統一家庭連合)」を率いる韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領夫人に高額な金品を渡した疑いで逮捕された。韓国政界と宗教団体をめぐる深刻な疑惑が司法の場に持ち込まれる事態となった。

特別検察によると、韓総裁は教団の元幹部を介し、尹前大統領の妻である金建希(キム・ゴンヒ)被告に高額なネックレスなどを贈与し、教団に有利な取り計らいを得ようとした疑いが持たれている。韓国の請託禁止法などの違反にあたるとされる。

22日にはソウル中央地裁で逮捕状の発付可否を審査する手続きが行われ、韓総裁自身も出廷。裁判所は23日未明、証拠隠滅の恐れがあると判断し、逮捕状を発付した。その後、韓国メディアは韓総裁がソウル拘置所に収監されたと伝えた。

取り調べに対して韓総裁は一貫して関与を否定し、教団側も強く反発。逮捕の正当性を巡り、今後激しい法廷闘争が繰り広げられる見通しだ。大統領経験者の家族を巻き込んだこの疑惑は、韓国社会に再び「政界と宗教の癒着」という難題を突きつけている。

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