【調査】退職代行利用者の転職、内定率は一般転職と同水準 「退職代行で転職しづらい」は誤解か

―― アルバトロスが3,045名のデータを公開、人間関係・職場環境を重視する傾向鮮明に

退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロス(東京都品川区、代表取締役:谷本慎二)は、同サービス利用者3,045名を対象とした転職状況調査の結果を公表した。
調査によると、退職代行を利用しても内定率は約12%と、一般的な転職支援サービス(4〜5%)と比べても遜色がないことが分かった。
同社は「退職代行利用が転職に不利になるという通説は誤解」と指摘している。


■6割が「1カ月以内の転職」を希望

アルバトロス転職の利用者のうち、「すぐにでも転職したい」45.8%、「1カ月以内」21.8%と、6割以上が早期転職を希望している。
一方で「3カ月以上先」と回答した人も3割超おり、スピード志向と慎重派の二極化も見られた。


■転職理由は「人間関係」「ワークライフバランス」

転職で重視するポイントとして、「職場の雰囲気・人間関係」59.7%が最多、次いで「ワークライフバランス」53.0%。
同社の退職代行利用者の約3割が「ハラスメント」や「人間関係の悪化」を理由に退職しており、転職先では精神的な安心感を重視する傾向が強い。


■7割が「別の職種」へ 職種転換志向も顕著

「次も同じ業種で働きたいか」との問いには、「いいえ」72.9%が回答。
前職での経験が心理的な負担となり、職種そのものから離れるケースが多数を占めた。
前職ではサービス業(18.6%)が最多だったのに対し、転職後は運送業(23.3%)、事務職(21.0%)が上位となり、業界シフトの動きが明らかになった。


■退職代行利用者でも内定率12% 短期離職でも不利にならず

アルバトロス転職の書類選考通過率は50%超、内定率は約12%。
大手転職エージェント(平均4〜5%)を上回る水準で、退職代行や短期離職の経歴があっても転職可能であることが確認された。
前職の勤続1年以上が4割を占め、「すぐ辞める人」ばかりではない実態も浮かび上がった。


■利用者像

  • 20代が57.7%と最多。男性が57.0%で若干優勢
  • 最終学歴は大学卒37.7%、高校卒33.9%
  • 転職回数は1回が最多(32.7%)、2回以上は63.3%
  • 希望職種は「事務・管理」51.7%、「サービス・接客」28.3%
  • 希望年収は300〜400万円未満が37.8%

■アルバトロス「退職後も支援」体制

アルバトロスは2023年10月に「アルバトロス転職」を立ち上げ、退職代行モームリ利用者向けの転職支援を展開。
非公開求人を含む15万件以上の求人を保有し、LINEで完結・年中無休(9:00〜23:00)のサポートを提供する。
また、応募先企業の「退職代行利用状況」を無料開示するなど、ミスマッチ防止策も強化している。


■同社コメント

アルバトロスは「退職代行を使った人は転職で不利という固定観念が根強いが、実際のデータはそれを否定している」とし、
「重要なのは“辞め方”ではなく“次の職場選び”。安心して働ける環境を選ぶことがキャリア形成の第一歩」としている。


■会社概要

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